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スコトラ島は秘境の国イエメンにて秘境と言われる島です。スコトラ島でしか見られない鳥や植物が多く、不思議な雰囲気の島で、私にとってはイエメン滞在のハイライトです。長編の紀行文はこちらへどうぞ。
飛行機の中から見えたスコトラ島。
きれいな海で、私たちの期待も高まります。スコトラ空港に到着。
タラップから降りると、空港の建物まで歩いていくのどかな光景。私たちの宿泊先のサマーランドホテル。
８ヶ月前にマネージャーであるシャフィーク氏が来た時は、ゴミ箱状態で、彼がこつこつとここまで直したのだそうです。お疲れ様でした。部屋の中は清潔でした。衛星放送も入るＴＶもあり、蚊帳もついています。スコトラ島はマラリア蚊の生息地なので、虫除けスプレーや蚊取り線香は必需品です(特に夏)。
贅沢な旅行大好き人間の私ですが、ここでのベッドと水シャワーとトイレはＯＫでした。キャンプも楽しかったです。ですから大概の人は、ここでの旅行を問題なく楽しめることと思います。スコトラ島で一番大きな町、ハディーボ Hadibo の目抜き通り。これで一番大きな町なんですから、いかにスコトラ島が田舎かお分かり頂けると思います。 ホテルの脇の広場で遊んでいた子供たち。
やっぱり色が黒いですね。
裸足でサッカーをしていたので、驚きました。龍血樹とボトル・ツリーの両方を背景に、とてもスコトラチックな写真。でもちょっと不気味と思うのは私だけ？ どこにも集落は見えないのに、ロバの鳴き声は聞こえるし、どこからともなくおばあさんが出現したりと、不思議な場所でした。
私たちが用を足している場面も、どこからか見られていたのでしょうか？？カランシアのラグーンにて。
波打ち際にいるカニは、私が近寄ると海に逃げ込んで溺れます。面白がって遊んでいたら、夫に｢悪趣味｣と言われました。どうせ私は｢イエメンの悪魔｣ですからね。
↑｢イエメンの悪魔｣のいわれは２００２年１１月①｢妻の３ヶ月間の休養｣に書いてあります。スコトラ島でしか見られない植物がたくさんの山。 龍血樹のサンクチュアリ(聖域)の下にある川。とてもきれいな水で泳ぎたかったのですが、住血吸虫がいるかもしれないからと、夫から禁止されました。アフリカのマラウイでその住血吸虫にやられた経験を持つぽらんさんも、たまり水は危ないと言うので、断念しました。 龍血樹の種。これが発芽して、５ｍ以上の木になるまでに１００～２００年も掛かるなんて、気の遠くなるお話です。
個人的には、このお兄さんのとてもくっきりした手相も気になる私です。そしてこれが龍血樹の樹脂。血のように赤いですね。
この樹脂を牛乳と一緒に飲んだりして薬として使われますし、染料としても使用されるとのこと。どこに行っても子供たちは可愛いものです。
写真に撮られることに慣れていないのか、何となく照れていますね。
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