日本の田舎で生まれ育ち(でも僻地じゃないぞ)、大学卒業後に東京のとある外資系銀行に5年間勤務。その後ドイツへ渡り、私のその後の運命の鍵を握る夫と知り合う。しかし、これが私の僻地人生の始まりとなる。
最初はウズベキスタンに1年間。その後イエメンに丸3年。そして現在の居住地はインドのデリー。途中まで華麗だったはずの(と私だけが思っている)私の経歴が、いつの間にかお遍路さんのような過酷なものに・・・。
まだ3ヶ所目なのにタイトルに「世界の」なんて偉そうに付けちゃって、ときっとお思いでしょう。でも、夫の仕事はまさしく世界が舞台(と、ちょっと格好つけて言ってみました)。さらに、私は既に確信しているのです。この夫と一緒になったからには、これからもNY、パリ、ロンドンといったおしゃれな街での生活は到底望めない、世界の裏街道まっしぐら、と。
そんな僻地暮らしの体験をここに綴ってみました。普通の日本人主婦の悲喜こもごもをどうぞお楽しみ下さい。
注記)「僻地」および「裏街道」という差別表現になりかねない単語を使い、ここに載せられる国の皆様にお詫びを申し上げます。表題をインパクトあるものにしたかったので、敢えて使用しました。どの国にも良い思い出がたくさんあり、決して悪意でこの表現を用いているのではないことを、どうぞご理解下さい。
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