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写真で見るイエメン

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旧市街の出入り口であるイエメン門 Bab al Yemen 。
昔は夜になると閉じていたそうですが、今は1日中開いています。
この門の中にはアートギャラリーが入っているので、一風変わったイエメンの絵なんかを探すのに良いかもしれません。
イエメン門をくぐると、そこは別世界。2000年前の建物のみならず、暮らしが今もそのまま残っていると言われています。
雨水の浸入を防ぐために、窓枠には漆喰が塗られています。これが建物に独特の雰囲気を与えているのですね。
旧市街の路地裏で遊びに興じる子供たち。
子供の遊びを研究している日本の学者さんも、調査のためイエメンを訪問したことがあるのですが、道路に絵を描いて遊ぶ「けんけんばー」など、不思議と共通するものが多かったそうです。面白いですね。
ジャンビアベルト屋さん。このお店には少し刀の部分も売られていますが、普通は、こうしたベルト売りと、刀の部分を売るお店とで分かれています。
男性の腰巻用の布を売っているお店。ティハマ地方の織物がイエメンのものでは有名です(上の方に掛かっている横柄の布)。
本来は男性用ですが、私はこれで巻きスカートを作って、門番さんたちと腰巻を指しつつ、「サワサワ(同じの意味)」と笑い合っています。
旧市街の中にあるホテルの屋上からの景色。
6階建てのホテルの屋上に上がるまでが、なかなか大変ですが、最上階に達した時の周りの光景の美しさには、一瞬息を呑みます。
下でチャイ(お茶)を注文しておくと、上まで運んでくれますので、しばし甘いお茶を飲みながら、風景をゆっくりと楽しみます。
何本か見える塔が、ミナレットと呼ばれるモスクに付随している、スピーカー付きの塔です。ちょうどお祈りの時間に遭遇すると、あちこちのミナレットからアザーン(お祈りを呼びかける声)が流れてくるのを聞けます。


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