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イエメンの車は、はっきり言ってとてもボロい。「ボロい」というよりは、走っているのが不思議なくらいの車がたくさん見受けられます。２００１年より法律改正により、１９９６年以前製造の車は輸入禁止となったので、これからは少しずつこの状況も変わっていくのでしょう。
もう一つ面白いものが、日本からの輸入車です。塗り直さずにそのまま使われている車があり、たまに自分の出身地の車も見かけたりします。どういった縁で、日本からはるばるイエメンにやって来たのかと、いつも不思議に思います。

	向かいの家のボロ車。 サイドミラーとウィンカーがないけれど、イエメンではよくある光景です。そういう場合は、目視と手信号で代用されます。
	毎週金曜日に行く、プレイランドに駐車されていたすごいボロ車。こういう車がまだまだ現役というのだから、恐るべしイエメン。
	街へで掛けるのに拾ったタクシーのエンジンが突然止まりました。１０分後には再起して、無事目的地まで連れて行ってもらえました。これもよくあること。
	どういうルートを経てやって来るのか不思議な日本の車。中古品として売りに出されたのでしょうが、イエメンではまだまだ新品同様。
	｢板宿駅｣近くの仕出し屋さんらしいのですが、それは日本のどこのでしょう？　ご存知の方がいらしたら教えて下さい。
	アルコールご法度のイエメンでは、「あれはお酒を運んでいた車だよ」と教えると、イエメン人に受けます。
	日本語の車のみならず、ドイツやオランダからの車両も多く見られます。これはドイツからのもの。
	旧市街のイエメン門の前で待機しているバイクタクシー。それがファッションなのか、どのバイクもマフラーをはずしてあり、排気音のけたたましいこと。 それにしても、あの毛皮の上に座ると、なんだか変な虫をもらいそうな気がしませんか？
	イエメンで一般的に使われている給水車です。 日本からの中古車がたくさん入っている現実を鑑みて、私は「これは日本で汲み取り車として使われていたのでは？」という疑問を拭い切れません。
	こんな下らないステッカーにイエメンにて出くわすとは思いもよりませんでした。 そして、イエメンではこのステッカーの通り、荷物を積めるだけ積んだトラックが走っています。
	上の↑ステッカーの文字通り、荷物ではありませんが、人間を積めるだけ積んでいる車を発見。さすがイエメン。交通法規なるものは存在しないようです。
	もう一台、交通法規は存在しないことを確信させる車を発見。さすがイエメン。 それから、全く関係ない話ですが、右前方に見えるアパートの手前を曲がったところに我が家があります。

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